【23w43a】Copper Bulb(銅電球)の可能性

研究

Minecraft スナップショット 23w43aで実験的要素として追加された、Copper Bulb(銅電球)にとても興味を惹かれますので、少し掘り下げてみようと思います。

銅の電球は銅で作ることができる光源ブロックです。

同じさび具合の銅ブロック3つとブレイズロッド、レッドストーンパウダーで4つクラフトできます。

特徴の一つとして、銅電球には銅の酸化具合に応じて色合いが変化します。

また、銅電球はレッドストーンパルスを与えることで発光します。
光源ブロックとして機能しますが、発光の光レベルは銅電球の酸化度によって変化し

  • 銅電球: 光レベル 15
  • 露出した銅電球: 光レベル 12
  • 風化した銅の電球: 光レベル 8
  • 酸化銅電球: 明るさレベル 4

となります。

現状光レベル8を発光するアイテムは他には無く、光レベル8を発光するのは風化した銅の電球が初です。

光レベル7のヒカリゴケならネザー要塞内の照明として、ウィザースケルトンのスポーンを阻害せず明るさとして使いましたが、今のところ光レベル8の発光の使い道は?だったりしますが、とりあえず初です。

一番興味深いのは、レッドストーンパルスによって発光を切り替えることができる発光ブロックであり、銅電球のライトが点灯している場合コンパレータは信号強度 15 を読み取るということ。

レッドストーン信号でなくレッドストーンパルスによって発光が切り替わり、その状態をコンパレーターで読み取ることができるので、これ一つでTフリップフロップ回路ができます。

Tフリップフロップとは、二つの状態のいずれかを保持することができるフリップフロップ回路の一種で、一つの入力の値の変化に応じて出力の値が反転するもの。同じ操作の度に状態が反転することを「トグル動作」(toggle)ということから、その頭文字を取ってこのように呼ばれる。

Tフリップフロップとは – 意味をわかりやすく – IT用語辞典 e-Words

”0” と “1” を保持できて、入力によってそれが反転する仕組みが、Copper Bulb(銅電球)だけで作れるということで、コンピューターにおけるメモリ的な使い方ができそうな。

Twitterで銅電球 OR Copper Bulbをみてみると

など、面白そうな使い方がされていたりします。

鉄のドアを、外と中に置いたボタンやレバーで開けっぱなしにしたり、閉じたりしたりという機構も考えられますね。

Copper Bulb(銅電球)だけでは、わかりやすい有効性見えにくいかもしれませんが、これからいろいろな装置に組み込まれて行くんだろうと思います。

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