水辺には蔵が並ぶ河岸

建築

江戸時代には流通において水運がよく用いられていました。
そのため船着場や荷揚げ場があり、蔵が並ぶ河岸(かし)が形成されたようです。

西の町の北西の区画は水辺に面しているので、ここは河岸として整備してみました。

水面に面して蔵。
水揚げされた品物を保管していたと思われます。

そして蔵の反対側に通りがあり、蔵を所有する河岸問屋が店を連ねていたとか。

通常の町屋敷は、奥行き20間(40ブロック)ですが、水辺が入り込んでいるのと蔵のスペースあるので、道幅を狭くしても15間程度しか奥行きが取れません。

そのため、裏長屋も奥行方向に2戸だけの小さな長屋になってしまいました。

上からみると、こんな雰囲気です。

水面にチェスト付きボートを浮かべておけば、さらに雰囲気が出るかな。

西側の町の整備は、あと南西の区画を残すだけ。
ボチボチ整地をして、区画の整備をしてゆきたいと思います。

コメント

  1. もののふ より:

    古い記事にコメントで申し訳ありませんが、江戸の町で、河岸に多かったのは材木問屋だそうです。火が出たときに、河原に近ければ、被害が抑えられるのが理由だそうで、河原沿いの広い土地は奪い合いにもなったそうですよ

    • より:

      コメントありがとうございます。
      そうだったみたいですね。
      江戸時代には流通の中心的役割をしていたんですね。

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