【鍵穴】特定スロットしか入れられないドロッパー

コマンド

脱出マップでは、鍵穴に見立てたドロッパーに鍵を入れることで扉が開いたりする仕掛けがよく使われます。

ただ鍵を入れる場所は、鍵穴であるドロッパーなどのコンテナの特定のスロットにしないといけません。
脱出マップなどになれているプレイヤーならば、真ん中のスロットに鍵を入れることになれていると思いますが、そうでない場合左上のスロットに鍵を入れて動作しない、ということがありそうです。

そういったことがないように、ドロッパーの真ん中以外のスロットルを何らかのアイテムで埋めておくことも考えられますが、そのアイテムをドロッパーから取り出されて使われてしまう可能性もあります。
ですので、真ん中以外にスロットから移動できないアイテムを入れておくと良いでしょう。

コマンドでドロッパーにアイテムを入れる

スロットから移動できないアイテムなので、giveコマンドでそのアイテムを入手しても、自分のインベントリからドロッパーに移すことができません。

ドロッパーなどスロットを持つブロックにアイテムを入れるには、replaceitem コマンドを使います

replaceitem block 座標 slot.container スロット番号 入れるアイテム 個数 データ値

入れるアイテムには属性として can_place_on (おけるブロックの設定)などの他に item_lock (移動制限)の属性をつけることができます。

barrier 1 0 {"item_lock":{"mode":"lock_in_slot"}

とすると、最初のスロットから移動させることができないバリアブロックになります。

コマンドブロックの2つ上にドロッパーを設置します。
コマンドブロックの上に置いてしまうと、ボタンを押したときドロッパーにも信号が伝わってアイテムを吐き出してしまうので、コマンドブロックに隣接させてはいけません。

コマンドブロックには以下のコマンドを入力します。

replaceitem block ~ ~2 ~ slot.container 0 barrier 1 0{"item_lock":{"mode":"lock_in_slot"}}

ブロックの種類:衝撃
条件:無条件
レッドストーン信号:動力が必要

すると、ドロッパーの左上のスロットに移動できないバリアブロックが入ります。

slot.container の後の 0 を1、2、3、5、6、7、8、と書き換えて、4番スロット以外に移動できないバリアブロックを入れます。
これで、真ん中のスロットにのみアイテムを入れられる鍵穴を作ることができました。

一つのコマンドブロックを書き換えるのが面倒くさい場合は、数値を変えたコマンドブロックを8つ並べても良いでしょう。
ただその場合、座標指定が相対指定だと各コマンドブロックの2つ上を対象としてしまうので、絶対座標に書き換える必要があります。

できあがった移動不可のバリアブロックが入ったドロッパーを使うときは Ctrl を押しながらマウスの中ボタンをクリックします。
中身も全く同じドロッパーを、インベントリにコピーすることができます。


おそらく脱出マップ等を作ろうとすると、こういった小物が多く必要になってくると思います。
いろいろ勉強しないといけないですね。

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