調律されたスカルクセンサーで、施設の監視をしてみる

施設

マインクラフト1.20で追加された「調律されたスカルクセンサー」は、アメジストが伸びている面にレッドストーン信号を入力することで、その信号強度に応じた音の種類(振幅)の音のみを検知するように設定できます。
また、スカルクセンサー、調律されたスカルクセンサーに隣接してアメジストブロックを設置することで、アメジストブロックが「共鳴」して、スカルクセンサーが受け取った音と同じ種類の音をアメジストブロックが再発信します。
これを利用することで、遠距離にある装置が発する特定の音を伝達して、拠点でその装置の状態を確認することができそうです。

このワールドで採用しているハチミツ自動回収施設は、ガラス瓶で満たさなくてよいタイプの装置です。

ハチミツ自動回収装置は、ガラス瓶がなくなるとハチミツを回収できなくなるので、たまに点検してハチミツ入りの瓶からハチミツブロックを作って、ガラス瓶をまた補充する必要があります。
これの点検をちょくちょく忘れてしまいがちなんですよね。

幸いなことに、このワールドで採用しているガラス瓶で満たす必要の無いハチミツ自動回収機は、ガラス瓶がなくなると、補充するまでピストンが動き続けます。
近くにいればその音で気がつくのですが、拠点から50ブロックほど離れているので、気がつきにくいです。

ということで、ピストンの動作音だけを調律されたスカルクセンサーで受け取り、アメジストブロックで再発信し、スカルクセンサーとアメジストブロックの共振で拠点まで音を伝達させ、レッドストーンランプを点灯させる仕組みを作りました。

作り方

受信部

まずはハチミツ自動回収施設側の装置です。

調律されたスカルクセンサーを設置し、アメジストがのびている面に向かってコンパレータを設置します。
ピストンの伸長音の振幅に対応するレッドストーン信号強度は10ですので、信号強度10を出すブロックをコンパレータに接続します。
ホッパーにストックできないアイテムを3つ入れると信号強度10になります。

今回は15ページの記入済みの本を書見台に置いて、10ページ目を開くことで信号強度10を出力させました。

希望するレッドストーン信号の出力強度を出力するには、15ページの記入済み本を書見台に置くのが一番わかりやすいでしょう。
10のレッドストーン強度の出力を出すには、書見台に記入済みの本を置いて10ページ目を開けば良いのですから。
出力の微調整も、ページを繰ることで9ページ目にすれば強度9のレッドストーン信号が得られますし、11ページ目にしたら強度11のレッドストーン信号が得られます。

そして調律されたスカルクセンサーに隣接してアメジストブロックを設置します。

これでピストンが伸長したときだけ、アメジストブロックから振幅10の音が出ます。
実際に聞こえる音はアメジストの音ですが、振幅が10の音になります。

伝達部

この音を伝達するには、スカルクセンサーとアメジストブロックを使います。
スカルクセンサーは8ブロック内の音に反応しますが、今回道を挟んで音を伝達したかったので道を挟んだ伝達部には調律されたスカルクセンサーとアメジストブロックを置きました。
音を拾う範囲はスカルクセンサーが8ブロックに対して調律されたスカルクセンサーは16ブロック内の音を拾ってくれます。
音の伝達距離を伸ばしたければ、調律されたスカルクセンサーを使うと良いでしょう。

後はアメジストブロックが共振した音を受信するために、8ブロック目にスカルクセンサーを設置して隣にアメジストブロックを置いていきます。
前のスカルクセンサーは、このアメジストブロックが共振した音から9ブロック間が離れているので反応できません。
一方通行で音の伝達ができます。

モニター部

拠点近くにおいたスカルクセンサーの周りにレッドストーンランプを置くことで、連続して鳴っているピストンの音を、スカルクセンサーとアメジストブロックの共振でモニター部のスカルクセンサーに伝わって、その上においたレッドストーンランプが点灯します。
受信部で連続的に発生した音が、レッドストーンランプの点灯で視覚化されるので、今回の例ですとハチミツ自動回収装置のガラス瓶がなくなったことを知ることができます。

改良案

  • 伝達部のスカルクセンサーはすべての音に反応するので、行商人などがスポーンした場合足音の音に反応してモニター部に伝達されます。
    モニター部にも調律されたスカルクセンサーを使い信号強度10の振幅の音にだけ反応させ、レッドスロンランプを点灯させると雑音がカットされるのでわかりやすくなります。
  • 地上に露出していると景観的に難があるので、受信部、伝達部ともに地下に設置した方が良いでしょう。
    スカルクセンサー間に羊毛以外のブロックがあっても、音の信号は伝達するので、問題ありません。
  • スカルクセンサーの動作音(コロコロ)の音が気になるなら、スカルクセンサーに水を置くことで音が鳴らなくなります。
  • スカルクセンサーの音は消せますが、伝達しているアメジストブロックの共振の音は消すことができません。
    スカルクセンサーの伝達経路方向以外を羊毛で囲むことで、伝達させたい音以外をスカルクセンサーが反応しづらくなるので有効ですが、アメジストブロックの音は寛容しても良いと思います。

まとめ

マインクラフト1.20で導入された調律されたスカルクセンサーとアメジストブロックの共振を使って、離れた施設の異常を拠点でモニターする装置を作ってみました。

放置系の自動施設の材料不足のモニタリングや、チェストの飽和状況など、離れていてもアラートが視覚化できると思うので、いろいろ試してみたら面白いですよね。

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