城の南側の武家町もだいぶ建物が増えてきたので、このあたりで城の北西の空き地の整備をしてゆきたいと思います。城内が手狭なので、ここには出撃の際の、兵士の集合場所になるよう寺社を作ろうと考えていました。
西側の町の一部にもすでに三重の塔がある寺があるのですが、こちらは小山の上の小さな寺。
今回は平地の少し大きめの寺を造ってゆきます。
まずはざっくりと土地割。
周りを回廊で囲んで、伽藍形式としては法隆寺形式で中門から見て右手に金堂、左手に五重塔を作るための当たりをつけました。
最初に作るのは五重塔です。
参考にさせていただいたのはこれらの動画。
まずは21☓21ブロックの土台を作って、各隅から2ブロック入ったところに原木をおいて、そこから2ブロック空きで2つの原木をそれぞれ置きます。
原木を4ブロック伸ばし、梁を渡します。
一ブロック開けた内側に、原木を6ブロック積んで張りを渡します。
追加した原木の柱の5段目から、滑らかな石のハーフブロックを画像の様に積みます。
滑らかな石のハーフブロックを一周廻して、裳階とします。
内側の柱を4ブロック伸ばし、一階の屋根を張ります。
1階の天井に、一ブロック内側に柱を立て、2階の屋根を張ります。
同じように3層目、4層目、5層目を作ります。
5層目の瓦をふさいで、相輪を作って完成。
ざっくりとした建築記録ですが、いろいろ学ぶことができました。
垂木
寺院建築において特徴的なのが軒先が長いこと。
通常和風建築なら、軒は壁から2ブロックくらいですが参考動画だと5ブロック張り出しています。
それに併せて垂木も、通常1ブロッのところ4ブロック取っているんですね。
組物
軒を伸ばした関係で、軒を支える必要があります。
組物(くみもの、繁体字: 斗拱)、または組み物とは、中国由来の伝統的な木造建築において屋根を支えるために柱頭に設ける部材の一群である
組物 – Wikipedia
柱から垂木を支えるための部分です。
装飾としてもきれいですね。
角の部分はこんな感じ。
といってもこの画像では伝わりにくいですが。
瓦のほうはこんな感じでそりを入れています。
このそりも和風建築ではよく見られる形です。
こんな寺社建築のテクニックが学べたので、それをもとにして、寺のほかの建物も建ててみようと思います。
コメント
内装(床の材質がなにか、どんな感じになっているのか)を見せて欲しいです
内装は床をシラカバのハーフブックで敷いただけで、内装らしい内装はないです(-_-;)