古城風作事をしてみる。

建築

城の普請を大まかに行ったので、城の建築である「作事」も少ししてみようと思います。

まずは本丸に物見櫓。
本丸に天守閣が作られるようになる前は、こんな感じの物見櫓が建てられていたと思います。
本当はその近くに屋敷的なものがあって、作戦本部みたいなものもあったかもしれませんが、とりあえず天守閣代わりの物見櫓だけ。

本丸と二の丸をつなぐ階段の上には門。
もっとも簡単な構造である冠木門(かぶきもん)です。

二の丸と北の丸の虎口には、丸馬出。
虎口の門を直接攻撃されることを防ぐため、半月型の堀と土塀を設置したものです。

それから北の丸にとりあえずの拠点として、小さな館を建築しておきました。
この広さだと家臣との相談もできないので、ちゃんとした御殿をどこかに作りたいところです。

三の丸の虎口には大手門。

大手門は控え柱の上にも屋根を付けた、高麗門です。

三の丸の虎口は桝形虎口です。
大手門を突破した先に方向を変えてもう一つの門が構えられています。
正面の土塁の上から攻撃されるので、攻め手の被害は大きくなりそう。

桝形虎口の2つ目の門は櫓門になっています。
門の上に守備兵が待機できる櫓があって、攻め手は2方向から攻撃される中門を破る必要があります。

とりあえずは、大まかな城の防御をしつらえてみました。
さらに防御を高めるためには、各虎口への寄せ手に横矢を入れられるようにやぐらを組む必要がありますね。

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